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競馬界では「3コーナーまくり」がタブー視されている?

こんにちは。

ろくに競馬で的中させたことがないさとうです。

(@EverydaySilvia)

 

さて、競馬界では

「3コーナーまくり」がタブー視されていると聞きました。

 

どうせ最終4コーナーでまくるのだから

3コーナーでまくっても同じでは?

と感じます。

 

ではなぜ3コーナーまくりがタブーとなっているか

実際に調べてみましたので紹介していきます。

 

競馬界のタブー

そもそも3コーナーまくりとは?

最終コーナーの一個手前でスパートをかける

競走馬には「逃げ馬」と「差し馬」がおり

レース終盤まで体力を温存し

最後にスパートをかける「差し馬」が一般的です。

(逃げ馬はスタートからダッシュして逃げる)

 

最終コーナーを4コーナーと呼びますので

3コーナーとは最終一個前のコーナーになります。

 

ここで仕掛け、逃げ馬を差す(まくる)ことを

3コーナーまくりと言います。

 

基本的にはバテて失速

3コーナーで仕掛けると一時的に上位へ上がることが出来ます

しかし、残りの最終コーナーと最後の直線を走る体力が持たず

バテて失速するのが普通です。

 

他の差し馬は最終4コーナーでスパートをかけてきますので

結局、差し返されてしまいます。(まくり返される)

 

競争馬も人間と一緒でペース配分を考えないと

スプリントレースで勝利する事が出来ません。

 

そのためにレース展開を読み

競走馬の体力を考え、どこでスパートをかけるかが

大事になってきます。

(ジョッキーや馬主の戦術)

 

結論:3コーナーまくりはタブーではない

戦術的に邪道とされていて勝ちにくい

困り顔

前置きが長くなりましたが

結論として3コーナーまくりはタブーではありません

 

先ほど紹介したように

戦術としてあまり強くない為

馬主やジョッキーが3コーナーまくりを

選ばないというのが答えです。

 

3コーナーまくりで勝利した競争馬もいる

勝利

中には3コーナーまくりで勝利している競走馬もいます

 

2000年、東京競馬場のダイヤモンドステークスには

後藤騎手がユーセイトップランに騎乗し

3コーナーまくりにてそのまま勝利しています。

 

2012年には中山競馬場(場重)の皐月賞にて

内田騎手騎乗のゴールドシップが3コーナーからスパートをかけ

そのまま逃げて勝利。

 

このように戦術と競走馬の特性が上手く機能すれば

3コーナーまくりで勝利することも可能となっています

 

まとめ

東京の長距離戦で3コーナーまくりはタブー?

今回は3コーナーまくりがタブー視されている?

というタイトルで記事を作成しましたが

実際には「東京競馬場の長距離戦での3コーナーまくり」が

タブー視されているとのことです。

 

しかし先述したように東京長距離でも

後藤騎手の勝利があるように、タブーではなく

戦術の選択肢に無いということだけなようですね。

 

東京の最終コーナー抜けた最後の直線は坂道ですから

余計に体力を温存しておかなければならないからでしょう。

あくまで一般的な戦術ではないということです。

 

戦術と馬の特性次第

最近ではアニメ・ソーシャルゲームとなった「ウマ娘」の影響で

ゴールドシップという馬が再注目されているように感じます。

 

トップクラスの競争能力を有しながらも

この競走馬は制御することが難しく

気の向くままに走っていたように思えます。

 

3コーナーから超ロングスパートをかけ

逃げ切れる能力を持っていたのも

ゴールドシップの魅力でしたからね。

 

結局は競走馬の特性と戦術次第で

3コーナーまくりもあり得るということでしょう。

以上、読んでいただきありがとうございました。

 

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