スポーツカー好きなら
誰もが待望しているシルビアの後継車。
S16の発売はあるのか?
GTRのような大型スポーツや
NOTEのようなe-powerでの復活も噂がされていますよね。
今回はそんな新型シルビアについて調べてみました。

https://fourel.info/?p=48636
S15発売終了から開発の行方
当時、手ごろな価格と
本来のクルマの動きを楽しめるFRクーペとして
多くのクルマ好きから愛されたシルビア。
2002年に生産が終了した後も
日産では後継車の開発が続いていました。
しかし近年公表された情報として
「現在、ミドルサイズ以下のFRプラットフォームは開発されておらず、
IDxのようなモデルを市販する計画はない」
(日産専務執行役員チーフ・クリエイティブ・デザイナーの中村史郎氏)(当時)
うーん、ミドルサイズのFRプラットフォーム
開発されていない…
シルビアの良さは、
低価格で軽量コンパクト、FRスポーツという点であるので
この発言からシルビアの後継機の開発が終了したと推測するには
充分だと思われます。
日産スポーツカーは大型を残す考え
シルビアが生産終了されてからも、
日産はスポーツカーの生産を諦めたわけではありません。
現在でもGT-Rやスカイライン、フェアレディZが
ラインナップとして残っており生産が続いています。

https://autoc-one.jp/nissan/gt-r/report-5004674/
しかし残されているのは
どれも大型スポーツカーであり、
やはり上記の発言のようにミドルサイズ以下のFR車は残されていません。
開発が終了していてもおかしくないのが現状です。
シルビア大型化で復活…?
そこで考えてしまうのが
シルビア大型化で復活という希望。
いや、高価格大型となると
もはやシルビアで売る意味が無いので
それはないですね…笑 むしろやめていただきたい…
e-power すなわち電気自動車として復活か?

https://www.webcg.net/articles/-/41286
今現在、可能性があるものとしてe-POWERの活用があります。
ノートやセレナに使用されるe-POWERですが
e-POWERを使えばFFプラットフォームでもFRが成立します。
横置き発電用エンジンと制御システムをフロントに設置し、
後席下にモーターを配置し、可能となります。
フロントのエンジンは発電用であり、
駆動はリアにあるモーター駆動になる。
まさに次世代のFRといえる構成です。
とはいえモーター自体に
200ps/35kgmクラスのパワーも必要になるため
ノートe-POWERの95ps/25.9kgmのモーターと比較すると
かなりの性能アップが必要であり
まだまだ実用化が先の未来になりそうなのが現実でしょう。
新型シルビアの発売時期は?
以上、色々噂をされている新型シルビアですが
上記のことを考えても発売はまだまだ先になりそうですね。
というよりも絶望的である事が現状です。
2019年現在、
HONDAからはS660、新型シビック
TOYOTAからは86、新型スープラ
SUBARUからBRZ と、
スポーツカーの発売が続いていることも事実です。
86・BRZなんてまさに低価格FRスポーツ。
本体を手ごろで手に入れ
チューニングしていく楽しさを教えてくれる
昔を思い出させるようなクルマです。
売り上げが好調なのを見ても
シルビア復活の希望はまだ捨ててはいけないと
感じています。
2019年10月 東京モーターショー2019でシルビア復活か?
(追記:2019年10月15日 執筆)
続報になります。
東京モーターショー2019にて
シルビア後継機が発表されるのでは?
と噂されていますね。
上記でも書きましたが、
やはりe-powerでの復活が有力なようです。
気になる出力ですが、
現在発売されている「リーフe」や「エクストレイル」
搭載の発電用エンジンに約80馬力のモーターを組み合わせた
ハイブリッドシステムが予想されています。
軽量で200馬力オーバーであれば
現在の86やBRZに匹敵するパフォーマンスが可能になり
充分なスポーツ走行を楽しめるでしょう。
懸念材料を挙げるとすれば
e-powerは昔のように気軽にチューニングが出来ないことや
値段の高騰でしょう。
発表が楽しみですね。
2020年7月 ゴーン氏&コロナの影響
(追記:2020年7月 執筆)
年末年始のゴーン氏の騒動。
更には年明けから現在も続く新型コロナウイルスの影響により
日産は大幅な利益減を被っています。
シルビアのようなスポーツクーペは
益々売れなくなる時代へ突入しました。
GT-Rのマイナーチェンジも見通しが立っていない現状では
次期、新型シルビアの発売は難しいと言えるでしょう。