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【復職を急がない】適応障害になった人との最適な接し方を知ろう!

適応障害で休職をした過去がある私が

感じた事は、初期はけっこう厄介な病であるということ。

 

家族や友達で適応障害で仕事を休職している方がいたら

ついつい何があったの?と聞いてしまいがちですよね。

 

発症して初期段階では

メンタル面でだいぶ弱っているのもあり

なんでもないような言葉で傷ついてしまうこともあります。

 

今回は適応障害になった人との最適な接し方を紹介できればと思います。

個人差がありますのであくまで参考程度に見ていってください。

憂鬱

1.適応障害で休職 ゆっくりと休ませてあげよう

心と体の栄養不足

まず大事なことがひとつ。

適応障害を診断される方は圧倒的に心と体の栄養が足りていません。

私もそうでしたが、何もやる気が起こらないんです。

 

最初の一週間など

寝たきりのような生活で永遠と寝ていました。

(後日お医者さんに報告すると、最初はゆっくり休んでて大丈夫との事)

 

例えば日々の食事でも

お腹が空かない方もいれば、お腹は空くのに食べられない

(食べようとすると吐き気がする)

 

家族で発症した方がおられると、

食事を食べない姿を見て心配してしまうのは

痛いほど気持ちが分かります。

 

ついつい食事だけでもしっかり食べよう?

と言ってしまいそうになると思います。

 

長い目で見ると、絶対に回復する病ですので

ゆっくりとペースを合わせて見守りましょう。

2.睡眠をしっかり取ったら、気分転換の提案を

人によって休養期間は様々ですが、

体の面での回復がある程度終わったとき

次はメンタル面の復調を狙います。

毎度、私の例を出させてもらい恐縮なのですが

私の場合は主に

①太陽の光をあびること

②温泉でリラックスすること

③旅行で気分転換

の3つを行いました。

 

結果論にはなりますがどれも効果はでていたと思います。

ここで注意しなければならないのは

性格によって人それぞれな部分があることです。

 

一人で出歩くのが好きな方

家族や友人と出かけることが好きな方

逆にストレスを感じる場合もありますので

身近な方が性格を考慮してやんわりと気分転換を

提案してみてください。

3.復職への準備 異動か転職か

心と体の栄養補給が終わると次のステップ。

復職への準備が始まります。

復職への準備といっても

周りからやってあげることは

特に何も無いです。

ここからは"本人-会社---医師" の構図になりますので

本人次第な部分が大きいです。

しかし、復職する場合に一番大切なのは

ストレスを感じていた部分を排除し働きやすい環境を

手に入れること、にあります。

異動にしろ転職にしろ

”自分がやりたい事”をしっかりと伝えなければいけない場面。

考えがまとまっていない方もたくさんいます。

そしてずるずると同じ職場に復職し

また適応障害や鬱が再発する。というパターンもあります。

そうならない為にも

何がストレスで、何をやりたいのか

本人の考えがまとまっていないようだったら

相談に乗り、考えをまとめる手助けをしても

いいかもしれませんね

4.まとめ

この記事では淡々と心と体の回復が終わると~と

書いていますが、ここまで回復するのに

大変な時間が掛かる方も中にはいらっしゃいます。

見ている側も辛いし心配ですが

本人が一番苦しんでいることも分かってあげてほしいです。

結局は本人の意思で復職して

本人の意思で働かなければならない訳で

”周りの助け”というのはキッカケに過ぎないということ

理解してもらいたいです。

家族、友人が一番の味方でいることが大切で

ショートではなくロングスパンで考えて生きましょう。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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