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怒られっぱなしじゃない?若手現場監督の為のコンクリート打設注意点

更新日:

入社してすぐの若手現場監督は

コンクリート打設管理を任されることが多い。

しかし、若手現場監督で管理できるほど

コンクリート打設は簡単なものではないことは

経験者なら分かるはずです。

ただ突っ立って無駄な時間を過ごすのではく

本質を理解してもらう為

元現場監督である私が

コンクリート打設を管理するうえでの注意点を

まとめてみました。

コンクリート打設

 

1. なぜ若手に任せるのか

打設は基本1日作業 そんな暇がない

現場監督は様々な工種を管理しなければなりません。

上席は別の工事や図面確認など、多岐に渡る仕事を兼任しています。

コンクリート打設工事は基本的に1日作業ですので、

1日中その場所で管理することは限りなく不可能になります。

そこで若手社員ならば

兼任している工事が少なく、1日通して管理できる為

抜擢されることが多くなります。

コンクリートで汚れる為やりたがらない

これは色んな方面の方に失礼に値することなのですが、

上席ともなり年を取ってくると汚れ仕事を

やりたがらなくなるんですよね。

「若いうちにコンクリートまみれになって仕事覚えてこい」

みたいな感じで言われることもざらにあります。笑

コンクリート工事が主な

土工さんやポンプ屋さんなどに本当に失礼です。

皆さんは年をとってもこうはならないようにしましょう。

職人さんが慣れているのである程度できあがる

コンクリート工事で働く職人さん達は本当に手慣れています。

コンクリートを流し込むプロですので

場所さえ分かっていればある程度できあがります。

本当は現場監督が指示しなければいけない所でも

職人さんがいちはやく察知して事前にミスを防いでくれたり、

助けてもらう場面が多かった思い出もあります。

学べることが多い

コンクリート工事は

型枠工事、鉄筋工事、仮設工事と メイン躯体工事

決算になります。

よって、すべての工事を理解していなければ

どこが悪くてどこが良いのかも理解することが出来ません。

さらにはコンクリート工事中に

指示を出す事も出来ませんよね?

若手社員のうちは見るもの全てを疑問に思い

分からなければ質問し理解を深めていきましょう。

聞き過ぎて怒られるくらいがちょうど良いです。

2. 注意すべきポイント

打設の順番や順路

まず、コンクリート打設を迎える日までに

しっかりと図面を理解しておきましょう。

ボリューム計算をするのが

理解するのに手っ取り早いですね。

細かいおさまり等を質問して

ここまではコンクリート打設。ここは打設しない等

指示を出せるように理解を深めましょう。

コンクリート試験と柔らかさ

コンクリートの試験は軽視されがちですが

(業者に任せっきり等)

私は一番重要視していました。

打設する場所によって、

”設計許容応力度”が定められており、合わせて”スランプ”、”空気量”等の

試験をパスしなければいけません。

昨今の建築物は強度アップや耐震性能アップの為に鉄筋量がとても多いです。

すると高強度の粘りが強いコンクリートはなかなか充填されません。

そこで、試験値の範囲内でスランプを調整してもらい

柔らかいコンクリートを出荷してもらうなど工夫をしてしっかりと

コンクリートを充填させていました。

たたきでジャンカ対策

先ほど述べたように高強度のコンクリートはなかなか

綺麗に充填してくれません。

そこで重要になってくるのが”叩き”です。

土工さん達も分かってはいるのですが叩きが甘いと

ジャンカ(充填不足)の元となります。

不安なところはどんどん

土工さん達に指示を出してしっかりと叩いてもらいましょう。

ここで監督自ら叩きに行く人がいますが

これは間違いです。

現場監督は全体を管理することが仕事ですので

それぞれ仕事を割り振りトータルで管理するようにしましょう。

残コンの処理方法

コンクリート打設が終わると

残ったコンクリートの処理問題があります。

少しの残コンでしたら固めて産廃処理で良いのですが

発注ミスで多く残ってしまった際などは処理に困りますよね。

最近は産廃処理に対して厳しいので

しっかりと処理する必要があります。

現場によって処理方法が異なると思うので

打設前に確認しておきましょう。

3. ワンランク上の仕事をする為には

施工図の確認

注意すべきポイントでも述べましたが

施工図の確認は一番大事です。

本当は意匠図、構造図等から

自分で施工図を書く事ができればよいのですが

若手所員には難しいものがあります。

まずは型枠の位置があっているのか

そして打設レベル(高さ)はどこまでか、

しっかりと理解ましょう。

型枠出来形の検査

型枠が出来上がって

コンクリート打設する前に型枠の検査をしてみましょう。

施工図との相違はないか、レベルは合っているか、角度がおかしい、型枠が

破損している等の問題がないかを検査し、

もしも不具合があるようだったらすぐ型枠大工さんに是正してもらいましょう。

配筋検査

配筋検査こそワンランク上の管理項目ですが、

若手の間に覚えなければいけない事項でもあります。

配筋が間違っていれば施工ミスになり

もしもコンクリートを打設した後に発覚すれば

全ばつりになります。

現場は大損害を被り、信頼を落としてしまいます。

まずは簡単な

主筋の本数が全部配筋されているかかぶりが確保されているか

検査してみると良いでしょう。

4.まとめ

コンクリート打設工事は若手現場監督で

任せられることが多いですが、実際は色んな工事が絡み合う

複雑な工事となっています。

ボリューム計算やスケジュール管理だけで満足せずに

ワンランク上の品質管理に挑戦してみましょう。

きっと上司、職人さんから

厚い信頼が得られますよ。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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