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【鬱や適応障害】休職期間の上手な過ごし方【”生き方”を見つめなおす期間】

私は建築現場で現場監督をしていた際に

適応障害を発症して3ヶ月休職を診断されました

 

実際に休職していた期間は一ヶ月だったのですが

その時思ったことや学んだことを紹介したいと思います。

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1.鬱や適応障害の原因と症状

原因の例

人それぞれ原因はあると思いますが、

私の場合は長時間労働上司からの圧で適応障害を発症しました。

 

状況を軽く説明すると

 

5時半起き→7時現場

23時仕事終了→24時帰宅→25時就寝

長時間労働は慣れていたので

きつくはありましたが、現場監督の宿命だと思い

頑張って働いていました。

 

ほんとの原因は上司からの罵声・パワハラの日々。

これに尽きます。

症状の例

私の症状は下記の通りです。

朝が本当に起きられなくなる

・食欲はあるのに吐き気がしてごはんが食べられない

・何をしていてもきつい。だるい。

 

中でも吐き気が一番ひどく、

ごはんを食べることができない為、

衰弱していくのが自分で分かりました。

 

これはヤバイ。

と思い会社に相談メンタルヘルスセンターを紹介されます

 

一旦電話でカウンセリングしてもらい

後日、病院のほうへ行き適応障害を診断され

3ヶ月の休職を言い渡されました

2.まずは何も考えずに休むことに集中する

休職期間中は職場を全く気にしないで良い

休職期間に入るまでの私は

”仕事があるから休めない””働かなくちゃ”

ずっと思っていました。

 

しかしそれは間違い

軽い洗脳状態のようなものだったと私は思います。

 

病院の先生に説得され、会社と連絡を取り休職の旨を伝え

恐る恐る休職期間へと入りました。

 

休むことは悪いことではない

ここで大事なのは

”何も考えずに休むこと”医師にも強く言われましたが

 

休むことは悪いことではない

・仕事のことは一旦忘れる

この2点を私は実行し

休職へ入ってから約一週間。死んだように寝てました。

 

私の場合は体の疲れも限界まできてたのかな?と

今思い返してみれば思ったりもします。

3.やりたい事をする

家に長く居る生活に耐えれなくなる

体を休め終わったら

次はやりたい事をしてみましょう

 

これも医師からの言葉なのですが、

会社や同僚に気を使わず、元気なときは遊びに行ってきて大丈夫

”旅行や自分の趣味など、やりたい事をやってみて”

とのこと。

 

これを言われるまでは会社を休んでいるのに

遊びにでかけるのはなんか申し訳ないなぁ~と思っていたんですね。

 

しかし実際に休職してみると、

ずっと家に居る生活に耐えられない。

 

ある程度元気になったら外へ出て遊びに出かけたほうが

健康的な生活を送れると学びました。

 

全力で趣味を楽しむこと

長期で休めることなど

サラリーマンをしていたら盆と正月くらい。

しかも長くて10日ほどの連休です。

 

それがどうでしょう。

休職期間は普段では到底ありえない期間を休むことができます。

これを機に海外旅行へ行くなんてのもアリだと私は思います。

 

私の場合は車で旅行するのが趣味なので

国内をひたすらドライブ旅行していました。

4.復帰に向けて医師・会社と話し合う

休職からの復帰は決して無理をしないこと

休職期間は休んで遊んで

メンタルをリセットするのに必要な期間です。

 

半年から1年間かかる方もいるだろうし

私のように3ヶ月(実際は1ヶ月で早期復帰)で済む場合もあります。

人によって様々です。しっかりと心と体を回復させましょう。

 

回復が終わると、次は復帰へ向けて考え始めなければなりません

ここで大事になってくるのは決して無理をしないこと。

 

よくあるパターンが復帰を考え始めると

鬱や適応障害の症状が再発し、また体調が悪くなり始めるというパターンです。

 

これは自分に甘いとかでは無く、

起きて当たり前の症状です。

悪く思わず医師へ相談し、

休職期間の延長を検討しましょう。

 

復帰しても結局同じように欝や適応障害が再発し

同じことの繰り返しになってしまいます。

 

それらが無くなり、復帰への準備が始まります。

 

思っている事は全て吐き出す

復帰への準備としてまず自分が何をしたいか考えましょう

仕事が嫌で鬱や適応障害になったのなら職種を変えなきゃいけないし

人間関係が嫌だったのなら部署異動を考えなければなりません。

 

私の場合は仕事内容に不満がとても溜まっていたので

すべて医師や会社の人事に吐き出しました。

 

そして部署異動の希望を伝え、今に至ります。

 

・給料が安くても良い。

・定時で帰れる部署へ。

私の希望はシンプルにこの2つでしたが、

やはり伝えないと人事は分かってくれません

ゆっくり時間をかけてしっかりと伝えました。

 

自分の思っている事は

胸に秘めておくのではなくすべて吐き出しましょう。

明るい未来の為です。

5.まとめ

転職はあくまで最終手段

表題と被りますが

私が伝えたいことは4つです。

.まずはしっかりと休む

2.長期休みを利用して遊ぶ

3.自分が何をして生きたいのか考える

4.復帰の際は会社へ自分の思いを全て伝える

 

欝や適応障害で休職する人は世の中にはたくさんいます

自分だけ…と暗くならずに楽観的に考えてみましょう。

 

そして今度は再発しないように

会社と上手く連携を取って徐々に復帰すればいいんです。

 

折り合いがつかないとき、

最終手段として転職を視野に入れましょう。

あくまで最終手段ですよ

 

適応障害で休職期間中の給料について

追記:2019年10月15日

また、休職期間中の給料はどうなる?

と、気になる方も多いと思います。

 

実際に私の体験談

世間一般の企業の対応をまとめていますので

合わせて読んでもらえると分かりやすいと思います。

お金
【実体験より】休職期間中に給料と賞与は貰える?落ち着いて確認しよう

私は適応障害を発症し(鬱と似た症状)1ヶ月休職をしました。 心と体を休ませるのが優先ですが、休職期間中の給料はどうなるのか 気になって仕方がありませんでした。   私と同じように休職をし、 ...

参考にした書籍

下記の本は私が適応障害を発症し、

休職していた際に読んだ本です。

 

タイトルの通り終わりのない暗闇の中だと

勘違いしがちですが、意外とそうでもないことを

教えてくれました。

 

休職期間は”生き方を見つめ直す期間”です。

よかったら読んでみてください。

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