LIFE-生活 適応障害

適応障害は甘えじゃない!完璧主義者ほど陥りやすい罠

私は適応障害を発症し休職していました。

しかし一部からは「適応障害って要は甘えでしょう?」との声が。

甘えだったら体調まで悪くなりません。

 

実際に苦しんでいる人しか分からないと思いますので、

詳細を説明するとともに、適応障害になりやすい人の特徴を紹介します。

適応障害は甘えなのか?

甘えではなく立派な病気

冒頭でも記述しましたが、

適応障害は甘えではありません。立派な心身の病気です

 

しかし、甘えだと言われる意見も分かります。

外見の傷だったり、入院が必要な手術をしなければならない等

他人から見て分かりやすい症状が無い為です

 

他人からは分かりづらいが

本人は大変な思いをしているので、そのギャップに苦しんでいる方も

大勢います。

 

私の場合は理解のある家族や友人が多かった為

そのようなことは無かったのですが、

病院で家族から一方的に文句を言われていた患者さんも数人見かけました。

 

適応障害の主な症状はこちらの記事にまとめてありますので

良かったら参考にされてください。

【鬱や適応障害】休職期間の上手な過ごし方【”生き方”を見つめなおす期間】

私は建築現場で現場監督をしていた際に 適応障害を発症して3ヶ月休職を診断されました。   実際に休職していた期間は一ヶ月だったのですが その時思ったことや学んだことを紹介したいと思います。 ...

 

適応障害が認知されだしたのは最近

パワハラ、セクハラ等の言葉が浸透してきた昨今ですが、

同時に「」という言葉も急速に浸透しましたね。

 

しかし未だに

適応障害」という病気を知らない人は多いのではないでしょうか?

 

適応障害とは…

ストレスに対応できずに日常生活に支障をきたす

米国の精神医学会で定義されている"病気"

 

これだけ聞いても、当事者でなければ

頭の上に???が浮かぶでしょう。

 

私の場合は

・御飯が食べれない

・体が動かない 等の症状がでました。

 

適応障害の患者さんは多いのですが

まだまだ認知されていない傾向にあります。

 

適応障害にはどんな人がなりやすい??

日常生活や仕事で強烈なストレスを抱えている人

例えば、「長時間労働」や「パワハラ等の人間関係

責任が重い仕事」「家庭内の不満」等、ストレスには色んな種類がありますが

 

その強烈なストレスにより

「適応障害」を発症するケースが多いです。

 

完璧主義者ほど適応障害になりやすい

そして傾向として見られるのが

完璧主義者ほど適応障害になりやすい

というもの。

 

仕事や家庭においても

理想が高く、完璧にこなしたい人ほど

理想と現実の差が大きすぎて絶望してしまいます。

 

また、完璧にこなすということは

作業量も当然多くなります。

 

それが自分の本当にやりたい事であれば

その熱量で問題ないのですが(むしろ凄い良いこと

 

自分がやらされている作業や仕事であれば

強烈なストレスに長時間さらされると共に、

先述した理想と現実の差に苦しみます。

 

そして適応障害を発症し

動けなくなってしまうんですね。

 

まとめ

甘えではなくなるべくして適応障害になった

最後に、適応障害は誰にでも起こりうる病気です

甘えと言われればそれまでですが、

日常生活に支障をきたすほどの症状も出ます。

 

決して甘えとは考えず、

復帰を目指して療養してもらいたいです。

自分では気付きづらい、周りのフォローも大事

適応障害は自分では気付きづらく、

気付いた頃にはもう重症なほどに進行していることがほとんどです。

 

完璧主義者であればあるほど

陥りやすい傾向にありますので、家族や友人で

頑張りすぎている人がいたら、気にかけてあげてください。

 

本当にそれが自分がやりたい事なのか?

周りからのフォローも大事になってきます。

 

 

下記の本は私が適応障害を発症し、

休職していた際に読んだ本です。

 

タイトルの通り終わりのない暗闇の中だと

勘違いしがちですが、意外とそうでもないことを

教えてくれました。

 

休職期間は”生き方を見つめ直す期間”です。

よかったら読んでみてください。

 

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