私が2018年当時にシルビアS15を購入した時
スペックRは高くても150万円位でした。
ちなみに私のシルビアはスペックSですが
120万円で購入しています。(かなり状態良い個体)
しかし今では平気で200万円超えを見かけますね。
何故値上がりしているのか?
これからシルビアを買う人も売る人も
参考にしてもらえればと思います。
現在のシルビアS15の相場について
スペックRは過走行でも約250万円
シルビアS15というクルマは
1999年から売り出され最終モデルは2002年で
生産終了しています。
最終モデルでも約20年前のクルマなんですね。
古いクルマの為、走行距離が多い個体が
多く見られます。
10万キロ超えなんてまだ序の口。
15万キロ以上も売りに出されています。
しかし値段を見てみると
あまり走行距離は関係無さそうな印象ですよね。
私もシルビアS15に乗っているので分かるのですが
アフターパーツがたくさんあるからこそ
かなりリフレッシュできるのがS15の良い所だと思います。
足回りから吸排気、エアロパーツまで
新品で揃う旧車は珍しく、皆から愛されているのも感じ取れます。
実際にスピードメーターが壊れたのですが
NISMOから新品のフルスケールメーターが出ている為
新品でリフレッシュする事が出来ています。
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シルビアS15の純正メーターが壊れた?NISMOメーターに交換してみました
修復歴は関係なし?
先ほど述べたように
新品で手に入るアフターパーツが多い為
多少の修復歴など気にしないユーザーが多いのも事実です。
そのため、多少の修復歴で大幅に安くなる。
ということはありません。
そもそも
カスタム前提のクルマでもある為、
エアロパーツの取り付けで加工し、修復歴有りになる
パターンもあります。
購入の際は修復歴がどのような
施工をしてあるのか確認を取るようにしましょう。
シルビアS15当時の新車価格が約250万円
中古車価格が新車価格に迫る
シルビアS15スペックRに関しては
新車価格が約250万円でした。
現在の中古車市場を見ていると
だいたい200万円~300万円を推移しているのが分かります。
走行距離5万キロ以下、フルノーマル、修復歴無しとなると
300万円の値が付いていてびっくりしました。
もはや新車価格を大幅に超えています…。
現在持っていてガレージ保管等している方は
売却すると思わぬ大金が舞い込みますね。
当時はあまり売れていなかった
前シリーズのS14が不人気だったこともあり
S15はあまり売り上げを伸ばすことができませんでした。
販売台数は約4万台。
後から評価されることになるのですが
それは生産終了してからのお話。
元々の個体数が少ない為、
流通量も少なくなり値上がりの要因ともなっています。
日本車のアメリカ輸出規制問題
シルビアS15初期モデルはあと4年で解禁される
アメリカは中古車の輸入に対して、
安全基準や排ガス規制等、厳しいルールがあります。
しかし
生産されてから25年以上経過したものは「旧車」として
その基準から外れる事ができるそうです。
つまり
初期モデルの1999年製のシルビアS15であれば
2024年には輸出が解禁されるわけですね。
そうなると北米や中南米の愛好家たちが
こぞって買い付けを行うでしょう。
まだまだ値上がりを見せる可能性を持っています。
32GTRは輸出解禁で大高騰

https://www.webcartop.jp/2018/08/262138/
北米仕様が出されていなかったR32に関しては
海外への流失が進み、日本車なのに国内で大高騰を見せています。
S15に関しても同様
日本国内から消えていく可能性がありますので
今のうちに手に入れておくのも手かもしれませんね。
まとめ
シルビアS15の良さは
低価格で、軽量スポーツを楽しむことが出来る点にあります。
不完全な装備を豊富なアフターパーツで足していく
カスタムの楽しさもあります。
更に現在では珍しいコンパクトFRの動き。
どれを取ってもユーザビリティ溢れるクルマです。
今後も高騰が考えられるクルマですので
状態が良い個体が見つかった時は
迷わず購入することをお勧めします。
乗って楽しい。
所有して楽しい素晴らしいクルマです。