何かと比べられがちな
ER34(スカイライン)とS15(シルビア)。
私ならシルビア一択なのですが、どちらを買う方が良いのでしょう?
今回は2台を比較しながら
互いの長所や短所、維持費などをまとめていきます。
スカイラインとシルビアの特徴
FRで5人乗りか4人乗りか
どちらも
今では珍しくなってしまった2ドアクーペのFRです。
スカイラインER34に限っては4ドアモデルも存在しますが、
FRというだけでレアな存在ですね。
乗員が
ER34が5人乗りに対しS15が4人乗りとなっています。
この手のクルマを購入しようと思っている方にとって
2人乗り以上はほぼ関係ないとは思いますが、
ER34の方がゆったりとした後部座席となっています。
言い換えればER34は
S15よりもより多くの荷物を積むことが可能です。
ターボモデルでハイパワー
カタログ値で
ER34が280馬力。S15が250馬力です。
お互い積んでいるエンジンや給排気など、
以前までの規制の余波を受けていますので大きく制限されています。
軽いチューニングを施し、
きちんとECUセッティングまで終わらせれば
簡単に300馬力オーバー。煮詰めれば400馬力も狙えます。
しかしS15に限ってはボディが小さい関係もあり、
大きいタイヤを履くことが出来ません。18インチでぎりぎりです。
対してER34はボディも大きめ、
S15よりはハイパワーに耐えれるようなボディとなっています。
車重はシルビアの方が軽い
ER34はS15に対して約300kgほど重いです。
S15の売りはコンパクトで軽量なFR。
私も普段運転しているのですが、やはり軽快に動いてくれます。
軽さは最大のチューニングとよく言いますがまさしくそれですね。
ER34がきびきび動かないわけではありません。
もちろん運転していて軽やかに動いてくれますが、
シルビアの軽さには適わないでしょうね。
アフターパーツが豊富
ER34とS15どちらにも
言えることですが、アフターパーツが大変豊富にあります。
エアロパーツ、給排気、駆動系に至るまで
流通している部品が多くあります。
NISSAN系統のNISMOからもアフターパーツが
出ていますので、古い車と言えど部品の心配はあまりいらないでしょう。
しかし一部の
純正製品は高値を推移しており
手が出し辛い現実もあります。
純正製品は廃盤になっていますので
当たり前といえば当たり前ですね。
お値段と維持費は??
ほぼ同じ本体価格
2台共だいたい同じぐらいの価格を推移しています。
市場というより私の体感なのですが、ほんの少しだけS15が安いかな?
しかし大幅にどっちが高い安いということは無いので
値段よりも個体の状態を見て購入を考えるほうが良いです。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
-
【スペックRが高騰】シルビアS15が新車価格で売りに出される!?
ほぼ同じ維持費
維持費に関してもほぼ同じです。
ひとつ違うとすれば排気量の差による税金でしょうか。
その他
燃費は12km前後、任意保険(両方ちょっと高め)もほとんど変わりません。
詳しくはこちらの記事で紹介してあります。
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シルビアS15の維持費を徹底解説【昔のクルマは高い?】
まとめ
特徴を踏まえてお互いを比較してみましたが、
実際に運転してみると全然違います。
購入を考えているのならば、
用途によっても違うと思いますのでそちらも考慮してみましょう。
GTR34が大幅に高騰している背景もあり、
ER34にスポットライトが当たることも増えてきました。
ER34もS15も
どちらも古き良くクルマですので、
どちらを所有していたとしても楽しいカーライフを送れるはずです。
私は最終的に
S15、ER34、180SXを所有していたいなぁ(夢)