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【シルビア】NAをターボ化したらどうなる?費用対効果は?

私はS15シルビアスペックS(NA)に乗っています。

同じNA乗りなら一度は考えた事があるだろうターボ化について、

費用対効果メリットデメリットなどを交えて紹介していきます。

 

NAからターボ化 費用対効果

 

 

NAをターボ化するメリット

NAには限界がある

まず、前提として

NAをターボ化したいと考える方にとっての問題

NAをチューニングしてもパワーアップが見込めないことでしょう。

 

お金をかけて

  • エアクリーナー
  • エキマニ
  • 触媒
  • マフラー
  • ECU

とチューニングしたところで見込めるのはせいぜい10馬力程度

パワーアップ。

お金を掛けてチューニングしたところでこれだけのパワーアップでは

悲しくなりますね。

 

ターボ車チューニングの費用対効果は大きい

しかし同じ事をターボ車でした場合は違います。

ECU書き換えまできちんと行えば50~100馬力アップまで見込めます。

 

費用対効果の面で考えれば

ターボ化してチューニングをする方が

遥かにパワーアップが見込めるわけですね。

 

NAをターボ化するデメリット

水温・油温などエンジンルーム内の熱問題

NA車には基本的にインタークーラー等の付随の冷却機能が付いていません。

ターボ化すれば勿論エンジン周りの温度が上昇し、

水温・油温の熱問題が発生します。

 

追加で水温・油温度のメーターを装着し

自ら管理しなければ故障の可能性も考えられます。

また、インタークーラーを後付けする必要もでてきます。

フルチューンは難しい

先述したデメリットを見てもらえれば分かるように

ドライビングで無理が出来ません。

 

せっかくターボ化してパワーアップしたのに

フルチューンをしても故障のリスクを抱えながら運転しなければなりません。

(必ずしもそうではありませんが古い車なら尚更心配)

 

基本的にブーストを掛けることが出来ないので

パワーを持て余す結果となってしまします。

 

 

解決策は圧縮比にある

NAエンジンの圧縮比を下げる

私個人ではエンジンを弄る技術が無い為、出来ませんが

チューニングショップなどによってはNAエンジンをターボ化する際に

圧縮比を下げる作業をやってくれるところもあるそうです。

 

言い忘れていましたが、

NAエンジンは圧縮比が高く

ターボエンジンは圧縮比が低く作られています。

 

その為、熱を持ったりブーストを掛けると

壊れてしまうという現象が起きるわけですね。

 

ターボ用エンジンに載せ換え

費用は掛かりますが、

結論を言えばターボ用エンジンに載せ換えるのが

一番無難な方法です。

 

私自身、シルビアスペックSを購入していますので

エンジンはSR20DE(NA用)となっています。

 

それをスペックRのSR20DET(ターボ用)へ。

 

NA車で良いと思って購入しているのに

人間とは欲深い生き物ですね。

まとめ

結局、ターボ用エンジン載せ換えが最適解

最終的なフルチューンを目指すのであれば

先述したターボ用エンジンに載せ換えが一番です。

 

冷却機能とラジエーターの容量アップ。

ECU現車合わせを行えばそれはもう立派なチューニングカーの出来上がりです。

 

NAにはNAの良さがある

NAにはNAの良さがあると言えば、

それは長く乗れるということでしょう。

 

ターボが壊れやすいかと言えばそうとも言いませんが、

やはりリスクはあります。

 

NA車には無い部品がターボ車にはいくつも付随しますので

故障のリスクは上がります。

 

特にシルビア等の古い車は

今では貴重な存在となっていますので

長く乗り続けることの出来る、無理のないチューニング

カーライフを楽しみましょう。

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