スーパーカーよりも
手が届く範囲のボロいスポーツカーが好きなさとうです。
街中を歩いているとランボルギーニやフェラーリ等の
所謂スーパーカーに出会うことがありますよね。
ブンブンとかっこ良いサウンドを奏でています。
その時毎回思うのが
「この爆音サウンドは車検通るのか?」という疑問。
私自身、車検対応マフラーを装着して
楽しんでいますが、街中のスーパーカー達は明らかに爆音です。
今回はそんなお金持ちの方達に嫉妬しながら
スーパーカーの排気音と車検について調べてみました。


スーパーカーは騒音規制に引っ掛かるのでは?
現行車検の騒音規制は91dbまで!
では実際に現在の騒音規制はどうなっているのでしょう?
2016年10月1日以降に生産された車両に関しての規制ですが
- 車両後部にエンジンを有する乗用車 95db
- 車両後部にエンジンを有するもの以外の乗用車 91db
上記の通りとなっており、
基本的には91dbがひとつの基準となっております。
※消音機の劣化等で+5dbまで許容する場合も有。
しかし91dbが基準と言われても
あまりパッとしないと思いますのでいくつか例を紹介します。
- 約120db 飛行機の音
- 約110db 自動車のクラクション
- 約100db 電車が通るガード下
- 約90db カラオケ店内
- 約80db パチンコ店内
90dbでカラオケ店内と同じになり
100dbで電車が通るガード下と同じくらいの音量になります。
あれ?と思った方もいるかと思いますが
結構うるさい音量まで許容されているんですね。
フルノーマルの状態でギリギリの排気音
フルノーマルの状態とは
メーカーが製造した段階のありのままの姿です。
生まれたままの姿と言いますか。笑
新車登録時はありのままの姿で検査を受けますので
もちろん基準を満たしていなければ販売されていません。
検査方法は以下の通りとなっております。
- マフラーの出口部分から45度の角度で、50cm離れたところに計測器を置く。
- 停車状態の車を最高出力回転数の75%までエンジンを回して5秒間保持。
- その時の最大値を測定値とする。
(例)ランボルギーニ Huracán EVO の場合
最大出力回転数は8000rpmとなっておりますので
計測する際の回転数は6000rpmとなります。
計測時は停車中ですから
停車中に6000rpmまで回していても91db付近で収まります。
(停車中にアクセル吹かしても意外と音量は出ない)
まあ、それでも
ノーマルの状態で爆音なんですけどね。


カスタムされたスーパーカーは爆音注意
車検を通した後にマフラー交換される
これはスーパーカーに限ったコトでは無いのですが
車検を通した後にマフラー交換している場合があります。
サーキット等では使用出来る
性能がアップするようなマフラーは車検に対応する必要が無い為
かなりの爆音であることが多いです。
(サーキット場ではナンバーが要らない)
そのようなマフラーを公道で
使用している方達も一定数います。
1度車検を通してしまえば
次の車検まで検査はありませんからね。
(これは違法改造ですので警察に捕まります。)
爆音の排気音は警察に捕まらないの?
先ほど違法改造で警察に捕まると書きましたが
詳しくは下記の通りです。
- スピード違反のように点数は引かれない。
- 道路運送車両法という法律違反に当てはまる。
- 「6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金」というもの。
このように
違反切符とかではなく法律違反になる為厳しいです。
最近では不正改造撲滅キャンペーン等で
検問を設置し、通過するクルマの整備状況を確認するような所もでてきています。
しかしながら街中で見かけるスーパーカー達は
車検非対応のマフラーであろう爆音を奏でているのが現状ですね。
街中で捕まえるには
警察が検査用具一式を持っていないと対応できない為
なかなか難しいようです。
まとめ
スーパーカーと言えど忖度されることなく
新車登録時や車検で検査をパスしています。
(騒音規制ぎりぎり)
結局マフラー交換され
排気音が爆音な現状があります。
私は3年間クルマに所有していますが
検問を受けたことも騒音チェックを受けたことも無いので
街中で捕まるのは数える程しかいないと思われます。
以上、読んでいただきありがとうございました。
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