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ゆとり世代の扱い方、若手は何を考えている?【仕事とプライベートとの完全な線引き】

所謂、管理職と呼ばれる方達へ。

就職氷河期を挟んだ為、会社内の構図は

団塊の世代ゆとり世代の間がスカスカの状態ではないでしょうか?

10~20年も空白の期間がある中で、

私の会社ではゆとり世代が伸び伸びと仕事に邁進しています。

(主に上司の協力的な理解があってこそ)

”ゆとり世代”と呼ばれる中の一人である私が、

管理職の方達へ少しでも理解してもらえるように

扱い方や、若手は何を考えているのか?を紹介したいと思います。

笑顔の女性

1.仕事とプライベートは完全に線引きされている

昔は家族ぐるみの付き合いがあった

上司の昔話の定番ですが

社員同士で家族ぐるみのお世話になっていた。

という話ですね。

私たちゆとり世代からすると

頭の中は「???」で一杯になります。

なぜ社員同士で家族ぐるみの付き合いをするのか

理解ができないからです。

理由はいくつかありますが、

まず仕事以外の時間で職場の人と会うことを

極端に嫌う傾向にあります。

現在は仕事は仕事、私事は私事

別に、仕事仲間を嫌いという話ではありません。

線引きをしっかりしているだけ なんですね。

就業時間はもちろん

一生懸命に仕事をしますが、終われば話は別です。

仕事の事は忘れ、自分のしたい事をします。

人によって様々ではありますが、

現代の娯楽は多すぎるほどあります。

全て楽しいし全てやりたい。

しかし時間は限られているので

その限られた時間を存分に娯楽へ向けたいのです。

私の場合は

・野球、サッカー、F1観戦(現地観戦含む)

・ギター、ドラムの練習(ライブ鑑賞含む)

・クルマの整備、ドライブ

・スマホゲームや据え置きゲーム

・YouTube鑑賞、動画投稿

・ブログの作成            等々

一部ですが、これだけあります。スポーツ観戦だけとっても、

現代はリアルタイムで海外の試合やレースを見ることができ

時間がいくらあっても足りません。

2.不景気の中で育っている為、無駄遣いはしない

付き合いも投資と思え、しかし20年後にその会社で働いている?

ゆとり世代は、

・生まれた頃はバブル崩壊後

・中高生の時にリーマンショック

・大学入学時まで就職氷河期のニュースが流れ続ける

と、不景気の中で強く育ってきています。

その為、未来に大きく希望を持っていません。

希望をもっていないとは少し語弊がありますが、

正しくは自分の身は自分の力で守る。と考えています。

よく仕事上の付き合いも投資の内との言葉を

耳にしますが、私はそう思いません。

AIの発達も著しいこの世の中では

社員は切り捨てられる存在だと理解しています。

最近では超大手企業のTOYOTAから

終身雇用の存続は難しいと発表がありました。

そんなこと、ゆとり世代の私達は皆知っています。

だからこそ、

仕事とプライベートの時間を切り離して

仕事に依存しない生き方をしたい。と考えているのです。

無駄遣いはしないが好きな事にはお金を使う

若者の〇〇離れという言葉が蔓延していますが、

離れ、というより若者カルチャーの中でお金を使っています。

〇〇離れ。という言葉を作っている人達が

知らない世界でお金を使ってるのです。

例えばネット環境内での課金。

ゲームへの課金やサービスの購入など様々ですが

目に見えないところでお金が流通しています。

娯楽が多すぎる世の中ですから

人それぞれどこにお金を使っているのか

見えづらい側面もあります。

そこで個人個人の楽しみがあるわけですね。

3.ゆとり世代には個々で違う才能がある

尖った才能を伸ばしてあげよう

先述しましたが、個人個人で趣味が違う世代です。

ゆとり世代とは話が合わない。ではなく

ゆとり世代は好きな事には

めちゃくちゃ詳しかったり得意な傾向があります。

いわゆる尖った才能があるわけです。

世代間のギャップがあると難しいのは大変分かります。

しかしひとたび

この尖った才能を見つけてあげると、

とんでもない輝きを放つのがゆとり世代だったりします。

できないのではなく、やる意味が見出せない

最近の若い子は仕事ができない。

という話もありますが、できないのではなくやる意味が見出せないのです。

わがままに聞こえるかもしれませんが、

如何にコスパ良く過ごせるか考えて生きてきた世代なので

仕事上の無駄な作業にやる気がでません。

・例えば印鑑を回す作業でも

サインで良いんじゃないの?

・簡単なマクロを組んで効率化を図っても

採用されない。とか

(そもそもAIが普及すれば事務仕事は無くなると思っている)

・形だけの書類作成  などなど

小学生夏休みの

ノート一冊漢字で埋めてくる宿題みたいに

なんのやる気も出ないのです。

会社全体の話でもあるので難しいのは分かっていますが

もっと柔軟に動いても良いのでは?と思っています。

4.まとめ

ゆとり世代が何を思っているか。

分かってもらえたでしょうか?

賛否両論あると思いますが、

大抵の若い子達はこんなことを考えています。

会社的に言えば、

就職氷河期を挟んでいるので、間の世代が少ないですよね。

人材が

20代から飛んで40~50代という話はよくあると思います。

時代が違うのですから

考え方や生き方が違って当たり前です。

上の世代の考えも尊重しつつ、若いゆとり世代の考えを尊重してもらえるような

会社が増えればと、願っております。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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