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積算はつまらないが、私にとっては天職である【現積算従事者が語る】

積算とは建築にかかるコストを計算して算出する仕事であるが、

”つまらない”とよく言われます。

 

これから就職や転職で

積算に関わる仕事に就く予定の方に参考になるよう。

現在、積算の仕事をしている私がどんな仕事なのか紹介します。

積算とはどんな仕事?

建築業界における工事にかかるお金を事前に計算する仕事

まず、積算とは

建設業における工事費を計算する仕事になります。

 

最近では新国立競技場の建設コストで揉めていましたよね?

約1500億円かけて竣工!!とのニュースをよく見たものです。

(記:2019年末)

 

最初のザハ案では3000億円超との試算もありました。

このように工事が始まる前にコスト計算をするのが積算の仕事です

(個人的には新国立競技場は多く見積もっても200億円いかない…)

 

積算には3種類ある

ちょっと踏み込んだ話をすると、

積算には大きな括りとして3種類あります。

 

・工事案件を取る為の営業用の概略積算

・設計図が作図完了した段階での正確なコスト算出の為の本積算

・工事着工段階での現場からの変更要望や抜け指摘による変更積算

以上が大まかに分けた積算の種類です。

 

営業用の概略積算では、

まだ工事着工が決まっていません。

私たちの会社で工事したら〇〇億円ですよ~

内訳はこんな感じですよ。と営業をかける為の資料をつくります。

 

これは細々としたコストを算出はしません。

あくまで営業用です。

 

そして他社競合を経て

自社で工事をする事に決まったらようやく

本積算に移ります。

 

仮設費用から人件費、材料費に近隣対策と全てのお金を計算します。

あくまで設計図ベースですので、設計図に描かれていないことは積算しません。

 

その後、工事が着工し

現場での変更点や抜けを変更積算します。

 

どうやって積算の仕事に就くの?

積算事務所に就職する

どうやって積算の仕事に就くことができるのか。

余談ですが私が建築学科の大学にいた頃は積算の仕事に就くとは思っていませんでした。

 

元より積算志望の方には申し訳ないのですが、

設計職現場監督研究者が将来の仕事かな~と思っていました。

 

恐らくそういう方が大半だと思うので、

新卒よりも転職で積算事務所へ入る方が多いです。

仕事をし始めてから積算という仕事を知るっていうカタチですね。

 

結局、積算という仕事の特性上

設計図を完全に読み取らないといけないので、

建築関係の経験者が転職する場合が多いと思います。

 

設計職や現場監督をしていないと

図面から想像してコスト算出をしますから、

なかなか厳しいです。私も苦労しました。

 

積算事務所は小さい会社から大きな会社まで全国各地にあります。

興味がある方は積算事務所を調べて就職してみると良いですよ。

 

基本的に外注先になる場合が多いので、

忙しい時期は鬼のように忙しく、納期に追われています。

会社の規模にもよりますが、給料は建築会社と比べるとやはり下がります。

(というよりも建築業界が全体的に給料が良すぎる)

 

建設会社に就職し、積算部署へ配属される

普通の建築会社にも積算の仕事はあります。

会社内の積算部署というカタチで仕事を行っています。

 

こちらの場合は、社内的な仕事が多くを占めるので

積算事務所に比べるとだいぶ融通がききます。

 

自分の裁量で積算スケジュールを組み、

無理なスケジュールであれば外注に流す(積算事務所)

 

私がタイトルで書いた”積算は天職”という題はここからきています

無理に他人に合わせることが無く、

個人個人が目標に向かって仕事をするので余計な人間関係がありません

 

私にとってはRPGのようにコツコツと1人で積み上げることが好きなので

天職では?と書かせてもらいました。

 

 

積算の仕事はつまらない?

仕事の成果が減点方式なのが辛い

インターネット上で積算の仕事について調べると、

つまらないという言葉をよく見かけます。

 

はっきり言って、”つまらない”です。

これは本当。

 

何がつまらないか。

それは完璧で当たり前な仕事だからそれ以上が無いんですよね

 

コストをピシっと算出できれば、

工事もお金の流れもスムーズに進みます。

しかしこれが普通なんです。完璧で普通

 

そしてミスをすれば会社の利益に直結しますので

すぐ叩かれます。

 

このように仕事の成果が全て、

加点ではなく減点方式なのがつまらないと言われる理由だと

私は思います。

 

億単位のお金を動かす仕事でやり甲斐がある

つまらないとは言っても、

建築工事のお金を一手に握る仕事ですのでやり甲斐はあります。

 

時には〇〇億円という実生活では縁が無い金額を算出しますから、

スケール感が違います。

 

設計図から全てのコストを算出していますので

工事終了後の実工事との差異が少なければ嬉しいですね。

 

 

まとめ

人間関係で悩むことは無い仕事

先述しましたが、

基本的に人間関係で悩むことは少ない仕事だと思います。

 

敵は設計図ですから。笑

 

私自信も人間関係やストレスで

適応障害になった過去があるため、積算の仕事は天職だと

現時点では思っています。

 

参考記事はコチラ

【鬱や適応障害】休職期間の上手な過ごし方【”生き方”を見つめなおす期間】

私は建築現場で現場監督をしていた際に 適応障害を発症して3ヶ月休職を診断されました。   実際に休職していた期間は一ヶ月だったのですが その時思ったことや学んだことを紹介したいと思います。 ...

 

積算の今後(AIが積算)

今後はAIの普及により

積算の仕事は少なくなってくるでしょう。

 

しかし、計算は出来ても

設計図の差異やミスなどを指摘することは人間でないとできません。

 

まずは設計図が完璧に作成されるようになってから、

積算の仕事にもAIが普及するのでは?と思っています。

 

 

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