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スペックSとスペックRの違いを解説。購入するなら??

こんにちは!さとうです。(@EverydaySilvia)

 

現在では生産中止になり、

新車が出回らず中古車でしか購入できない”シルビアS15”

 

軽量かつ2ドアクーペFRであり、

ドリフト車のベース車両やドレスアップカーとしても

今尚人気が高い車となっております。

 

いざ購入を考えた時に皆が悩むであろう点は

スペックSスペックR どちらを購入するべきか?という点でしょう。

実際に私も購入を考えた時に色々と調べて悩みました。

結局購入したのはスペックSの方ですが、

私の用途とも合っており大変満足しています。

 

今回はどちらを購入するか迷っている方や興味がある方向けに

スペックSとスペックRの違いについて紹介します。

 

 

 

自然吸気(NA)とターボの違い

SR20DEとSR20DET

SR20 エンジン

まず大きな違いとしてエンジンが違います。

 

・スペックS自然吸気エンジンSR20DE搭載

・スペックRターボエンジン SR20DET搭載

 

どちらも排気量は同じ2000ccです。

 

参考までに馬力の違いを紹介すると

・スペックS165馬力(MT)

・スペックR250馬力(MT)

大きく違うのが見て分かりますね。

 

スペックSは現行フィットRS(HONDA)と同程度の加速感

 

昔、フィット(HONDA)に

乗っていた時期がある私の意見ですが

シルビアの車重が約1200kg。

 

現代のセダンやクーペ、SUV等の車に比べると

比較的軽い部類に入ります。

 

現行のフィットRSの性能

・車重1050kg

・馬力 135馬力

1500cc i-vtecエンジン

 

馬力・排気量の違いはあれど、車重の軽さもありますので

スペックSと加速で良い勝負になってしまいます。

 

走行性能に関しては、

低重心でロールが少ない走りFRならではの動き

シルビアにはあります。

 

スポーツカーの良さはパワーよりも

こういう運転していて楽しいところにあると

私は思います。

軽量かつハイパワーなスペックR

シルビア スペックR

タービン剛性アップ部品が付いている為、

車重がスペックSと比べると約50kg重いです。

 

それでも約1250kg。

現代のクルマに比べると凄まじく軽いですね。

 

ターボの力は絶大で、

扱ってみるとフィーリングが全然違います。

 

・250PS/6400rpm    

・28.0kgf・m/4800rpm というカタログ値から見ても、

軽量かつハイパワーな車なのが分かります。

 

街乗り良し、ワインディング良し、サーキット走行良しと

絶滅危惧種のFRクーペで人気が高いのが良く分かります。

 

内外装の違いと中古価格

グレードは全車共通

シルビアS15にはグレードの種類として

”エアロ” ”bパッケージ” ”Lパッケージ”等があります。

 

あくまで

スペックS・スペックR共通となってますので違いはありません。

 

スペックRには剛性UP部品が付いている

ただ仕様の違いとして、

全体的にスペックRの方が剛性が高くなっています。

 

ステアリングを握って運転した感じではあまり感じません。

しかし、エンジンルームにタワーバーが入っていたりと

細かい剛性up部品が施されています。

 

タービン搭載のハイパワー車になりますので、

剛性upは当然の装備といえるでしょう。

 

 見た目ではほとんど違いが見られない

その他細かい違いとしてまとめてみると、

・フロントブレーキ4POT化(R)

・標準装備の純正ホイールが15インチ(S)16インチ(R)

・Aピラーのメーター埋め込みが油圧計(S)ブースト計(R)

・ミッションが純正5速(S)純正6速(R)

これらの違いがありますが、ぱっと見の外観ではなんら変わりなく

ドア後方のスペックエンブレムを見るか

エンジンルームを覗かない限り見分けはほとんどつきません。

 

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 中古車市場における価格帯

気になる価格帯ですが、

ドリフト車や競技車両としても人気が高いスペックR

150~250万円ほど。

 

対してスペックSの方が

50~150万円ぐらいを推移しています。

 

燃費や保険料など気になる方は

こちらにスペックSの維持費を記事にしています。

 

 

年式や走行距離、社外パーツ修復歴等

考慮される項目は無限にありますので、

およその価格帯として参考にしてください。

 

リセール(売却)を考えると、

走行距離15万kmオーバーの車両でも

100万円以上の価格が付いている人気車はスペックRの方ですね。

残念ながら

スペックSの方はそこまで価格上昇は見込めないと思われます。

 

最近では本当に高騰してきていますので、

シルビアの価格高騰についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

スペックR 高騰 サムネ
【スペックRが高騰】シルビアS15が新車価格で売りに出される!?

 

購入時の注意点とまとめ

街乗りかサーキットか用途で選ぶ

https://motor-fan.jp/article/10000939

用途によって選ぶ価格帯で選ぶリセール価値で選ぶ

着眼点は様々ですが、

サーキットでドリフトしたい!

タイムアタックをしたい!という方は

迷わずスペックRを選びましょう。

 

簡単にライトチューンで楽しむとなったら

パワーアップ率の高いターボおすすめです。

もちろんスペックSでサーキットを走るのも楽しいです。

しかし、いざパワーが欲しいとなった場合

・エアクリーナー

・エキマニ

・触媒

・マフラー 等

給排気を効率の良い社外品に変更→ECU現車合わせ。

多額のお金をかけてチューニングしたところでパワーアップは微々たるものです。

 

NAにこだわりが強い方は別ですが。笑

実際にNAで速い、ドリフトが上手い方はたくさんいらっしゃいます。

私はNA派です。スペックS良いクルマだよ!

サーキットは行かない。

 

街乗りだけって方には逆にスペックSで充分楽しい車です。

チューンアップ、ドレスアップ含め

社外パーツはたくさん世の中に出回っています。

手軽にカスタムできる所も良い点ですね。

 

シルビアのカスタム&整備はこちら

※番外編 希少価値の高いオーテックとヴァリエッタ

ヴァリエッタ

https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_64472.html

シルビアS15について

スペックSスペックRの違いを説明させていただきました。

 

S15シリーズには他にも

・nismoによるNAハイチューン車の"オーテックver"

・スペックSベースのオープンカー”ヴァリエッタ” この2種があります。

 

中古車市場になかなか出回らない2種となっており

今でも希少価値が高く人気の車です。

 

実際に悩むのはやはりスペックSかスペックRかという点だと思いましたので

上の2種類は省かせていただきました。

 

以上、参考にしてもらえると幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

 

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